赤いアイツの備忘録

ゲームプレイ日記です。オンオフ問わず色々なジャンルのゲームを遊びます。たまにゲームの紹介記事も書きます。

カジュアル勢が勝ちたいと思った時にやったこと

お久しぶりです。

 

どうにも記事を公開するのが恥ずかしくなってしまい随分放置してしまいました。

放置していたらしていたで思っていたことを言語化するにはTwitterの140字制限では足りなくてまた更新を始めた次第です。

 

今回のテーマは「カジュアル勢が勝ちてぇなって思い始めたときにやった方がいいと思ったこと」です。体験談なのでベースはTCG、DCGですが、色んなゲームにも応用できると思います。復帰1発目で荒れそうな内容なので、公開するのに変に緊張してますw

 

僕は「遊戯王」「ヴァンガード」をはじめとしたTCGを長らく遊んでいました。気に入ったテーマがあれば仲間内でそれを組んで遊ぶいわゆるカジュアルな遊び方です。大学3年くらいの時に、先輩と友人に「バディファイト」を勧められて、なんとなく始めたのですが、たまたま誘ってくれた先輩や友人がトーナメントで活躍しているタイプのプレーヤーだったため、なんとなくでTCGにおいてはじめて競技的な遊び方をするようになりました。まぁ、結果から言うとトーナメントではあまり振るわなかったのですが...それはさておき、このゲームで勝つために取り組んだことは今やってる色んなゲームにかなり応用できているので、これから「今までカジュアルに遊んでたけどちょっと勝ちたくなってきた」的なことを考えている人はご一読いただければ幸いです。

 

 

1.情報収集

トーナメントとか意識していなくともこれはやっている人が多いんじゃないでしょうか。まず第一は情報収集です。TCG関係なしに対人ゲーは知識が命です。何が強いとか、それに対するメタが何かとかを発信している方がいるはずです。Twitterならそういうアカウントをフォローして情報をこまめにチェックしましょう。

界隈がマイナーよりだとそこまで丁寧にやってくれる人がいないこともあります。ただ、何が強いとか大会結果をまとめてくれている人は基本いると思うので、そこから環境を把握するだけでもだいぶ変わってくると思います。

 

2.とりあえず対人をやる

情報収集ばかりして頭でっかちになっても仕方がありません。非公認でもいいので大会に出ましょう。規模は問いません。デジタルゲームならランクマッチとかに相当しますね。①の情報収集で得た情報が実戦を通すことでより明確に入ってくると思います。多分最初は思っていた通りに勝てないでしょうから、必ず振り返りをしてください。デジタルゲームなら録画して自分のプレイを改めて見るのが最も効果的です。TCGなら仲間内で判断に迷ったシチュエーションに対する相談をしてもいいですし、そういうのはちょっと…という方は、苦手な対面を仮想敵として一人回しを多くしてください。何が効果的なのかはっきりしてくると思います。

 

3.上位勢から情報を得る

環境になにがいるとか、実戦を通して環境において自分に合ったものがわかってきたら次はトーナメントで活躍している上位勢からのもっと具体的な情報を得てください。トーナメントで活躍してるような人は環境に対する考え方や視野からして全然違います。僕も上位勢の意見や考え方を聞いてからは一気に上達しました。TCGだとこれに関してはチーム制の大会でメンバーを募集しているところに声をかけてみるのが手っ取り早いかと思います。ただ、いきなり知らない人に声をかけなければならないのでハードルは結構高いです…その他にはオフ会に参加してフリーをお願いするとかもありますが、難易度的にはさほど変わらないですね…

リアルで対面が必要なTCGではこのようにハードルが高いものの、それが必要ないデジタルゲームにおいては高ランク帯の配信にコメントで質問するという手があります。ここでいう高ランク帯は上位3%くらいの割合を指します。失礼かもしれませんが、プロプレイヤーだとコメントが多くみてもらえないことがあるので、高ランク帯かつそれなりにコメントが読んでもらえそうなところに行くのが良いでしょう。実際僕もデジタルゲームにおいては高ランク帯の人の配信で質問コメントをして環境に対する考えや同じアーキタイプのデッキを使っている人に苦手対面において意識することを聞き回っていました。

 

4.変なこだわりを持たない

自分に合う合わないで環境におけるデッキ選択をするのはまだいいですが、たまに意味不明なこだわりを持って明らかに弱い選択をする人がいます。結構僕もその気があるタイプでした。ただそうするといわゆる「ファンデッカス」的なものになってしまう上に普通に負けるよりストレスが溜まるので、今はそういうのは環境に合わないからしょうがないと諦めましょう。

たまにこだわりを突き詰めてそれで結果を残す人もいますが、本当に一握りだと思います。というか、そういう人は多分メタゲームをきっちり理解していて、環境や人権と呼ばれるものを使いこなせるレベルで把握できている人だと思います。よっぽどの自分の実力と知識に自信がない限りはメタゲームに従うのが無難です。いつか自分の気に入ったものを使ってトーナメントで戦えることを信じて…

 

・まとめ

以上、デジタルゲームTCGにおいて、カジュアルで遊んでいた状態から上位を目指すためにやったことでした。優先度的には1>2=3くらいだと思っていて、4は常に念頭に置いていかなければならないことだと思っています。人によっては無意識でもやってしまいがちなことなので。前述の通り結果という結果は残せていないのですが、TCGにおいては負け越していた状態からトーナメント勢とやりあえるようになったり、デジタルゲーム「ハースストーン」においてはプラチナ止まりだったのがレジェンドに到達できる程度には勝てるようになりました。

勝つための遊び方にシフトしてからは正直ややストレスになることもありましたが、それ以上にゲームそのものを面白いと思える瞬間が増えました。1手進めるのにもあんなに緊張してヒリつく感じはトーナメントならではの醍醐味でもあると思います。勝つための遊び方もやってみたいと思う方は是非、一度大会等にエントリーしてみてはいかがでしょうか。

デジモンにわかが「デジモンカード」を始めた話

 3月に入ってデジモンカードを始めた。

元々「バディファイト」というTCGをやっていたのだが、今年の5月を以てサービスを終了してしまう。ややガチ寄りに遊んでいたタイトルが終わってしまうため、正直紙のTCGに対するモチベーションは消えかけていた。

しかし「バディファイト」のプレイヤー達が何故かこぞって「デジモンカード」を始めたのを見て、なんとなく触れようと思ったのがきっかけだ。

今年25歳になる僕はデジモン直撃世代だ。ただ、当時かじりついて見ていたわけでもなく、大してデジモンを知らない。なんとなくテイマーズから先はリアタイしていたのでボヤっと覚えている程度だ。

そんなほぼデジモンを知らない人間がやっても「デジモンカード(以下デジカ)」は面白かった。

友人にデッキを借りてプレイし始めてからマイデッキを作り、約1か月程度プレイしたので、はじめたてのプレイヤー目線で良かったところ、気になったところを紹介しようと思う。

 

 

 

 

・「育成」「進化」をテーマにしたデジモンらしいルール

まず、簡単にルールの紹介をする。

お互い「セキュリティ」と呼ばれるライフをデッキの上から5枚用意する。

その後、初期手札を5枚用意し、「孵化エリア」にてデジモンを孵化、育成する。戦える状態まで育てたら「バトル場」に出し、「テイマー」「オプション」といったカードでサポートし、相手の「セキュリティ」を0枚にして、とどめの攻撃を通したほうが勝者となる。

デュエルマスターズの基本勝利条件である「シールドを0枚にして相手を直接攻撃すれば勝利」という点と同じだ。詳しいルールは以下動画参照。

www.youtube.com

デジモンのコンセプトが「男の子向けの戦うたまごっち」であるようにデジモンを孵化から育て、強くなった段階で戦わせる、といった部分をルールによく落とし込んである。カード下部に書いてある「進化元効果」を上のレベルのデジモンに付与することができるので、育て方によって同じデジモンでも違った性能のものができるところがいかにも育成ゲームっぽい。

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デジモンカード。Lvを順番に積み重ねて進化する。Lv2に関してはそれ専用のデッキから直に
呼び出せる。懐かしのキャラが描かれた「テイマーカード」やデジモンの技カード「オプション」はデジモンにより詳しいとイラストだけでも楽しめそうなカードだ。

 

☆良かった点

・ルールが簡単

上記の動画を見ていただけるとわかると思うが、このゲームなんと実質フェーズが1個しかない。ターンの初めに行う攻撃やブロック等役割を果たして横になっているデジモンを起こす「アクティブフェイズ」と手札を補充する「ドローフェイズ」はほぼどのタイトルにも存在するし、はっきり言って作業のようなものだ。「育成フェイズ」も然るべき時のみ実行するが、スルーすることのほうが多い。なので、このゲームで実際にアクションを起こすフェーズとなると攻撃や進化、その他カードのプレイを行えるメインフェイズのみなのである。

そのためゲームを進めるうえで覚えることが少なく、TCG経験者ならあっという間にルールを覚えられてしまう。

しかもこの1フェーズで1ターンのアクションが完結するというのは、昨今流行っているスマートフォン向けのカードゲームとよく似ているのだ。「シャドウバース」や「ハースストーン」もドローフェイズを行った後はマナが切れるまで1フェーズで自由に行動できる。これならスマートフォン向けのタイトルしか遊んだことがないという人でも遊びやすいのではないかと思った。

 

・シングルが異常に安い

何故かシングルの単価が死ぬほど安い。1万円あれば環境に存在するデッキは多分どれを選んでも組めてしまう。現在「黄色ロードナイト」と「ニーズヘッグモン」を主軸とした「緑単」というデッキが環境上位を占めている。しかし両デッキとも恐らく7000~8000円程度で組めてしまう。

もっと前から遊んでいたプレイヤーから聞いた話だが、それぞれデッキの切り札となっている「ロードナイトモン」や「ニーズヘッグモン」は上から2番目のレアリティであるにもかかわらず初動で150円とか200円で投げ売りされてたらしい。決して前評判が悪かったとかそういったことではないらしいのだが...ぶっちゃけショップの利率とかパックの売り上げが心配になるレベルで安い。

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現在環境を席巻している2枚。2021年4月時点ではネットショップでニーズヘッグモンが300円、ロードナイトモンが980円だった。上がってもこの程度の値段である。

 

・最低限のやりとりができる

先述の通り育成をある程度進めてからの戦いになるため、急に攻められて轢き殺されたり、一方的な制圧をされて何もできなくて終わるといったことはほとんどない。

そのため、デッキの相性が最悪でも育成や場に出しての戦闘は可能なので、なんとなくゲームをした気になれるのはかかるストレスが少なくて良いと思った。

またこのゲームは相手が使用したメモリーの数によって自分の行動できる範囲が決まってくる。要は相手にマナの管理をされているようなものなので、よっぽど大きい数字を渡しまくったりとかしなければ相手の動きをある程度コントロールできるため、相手とのやり取りを楽しむことができる。

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自分のメモリーが3だとして、4コストのカードを使用すると相手に1メモリーが移ってしまい、ターンが強制終了されてしまう。この場合相手は1メモリーしか使用できない。いかに小さい数で返すかが肝だ。

・ドローがたくさんできる

通常のドロー以外にもデジモンが進化した際に「進化ドロー」というルールで1枚ドローできる。そのため他のタイトルと比べるとドローソースがかなり少ない。ただ普通にプレイしているだけでたくさんドローできるのは、デッキが回っている感じがして楽しい。育成の最中に手札を増やせるため、2回目の育成プランを立てつつゲームを進行 できる。それに1回目の育成で思うような進化ができなくとも、進化ドローや通常のドローなどで2回目の育成を始めるころにはそれなりに手札が整った状態からの育成になるので、結構強めのデジモンが出来上がるのも魅力に感じた。

 

☆気になった点

・参入障壁が地味に高い

ストラクチャーデッキは500円で購入できるしシングルも破壊的に安いのだが、アニメ、ゲームから派生したタイトルである以上、原作のアニメやゲームに詳しくないとなかなか手が出しづらいため、参入障壁が地味に高いと思った。大体のタイトルはTCGがメインでアニメ等のメディアミックスがそれに付随している形をとっているため、それらを知らなくてもゲーム自体は十分に楽しめる。実際僕もデジモンにそんなに詳しくない、というのがデジカを最近まで触る気にならなかった一番の理由だ。

実際始めてみると意外と原作を知らずにやっている人もかなりいるようなので、僕のように「デジモンよく知らないしなぁ...」的な具合で悩んでいる人も、とりあえずスタートデッキを手に取ってやってみるといいかもしれない。

デジモンカードゲーム スタートデッキ ギガグリーン

デジモンカードゲーム スタートデッキ ギガグリーン

  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

・マリガンがないから事故ると一方的

一方的な試合運びになりにくいとは言ったものの、Lv2~Lv6まで順当に進化できないとどうしても一方的にはなってしまう。途中のカードが欠けていても進化ドローで大抵は引けるのだが、最初にLv2からLv3へ進化する際、Lv3に該当するカードが引けていないとかなりしんどいことになってしまう。 ゲームの準備をする際にセキュリティから準備する都合でどうしてもマリガンができないらしく、それならば最初に手札を用意してマリガンをし終わってからセキュリティ準備をするように変更するとかで、何とか進化事故の発生を減らすような対応をしてほしいと思った。

 

☆まとめ

まだ開始から1年しか経っていないゲームのため改善の余地は色々あると思うが、つい最近もユーザーに対してのアンケートを行っていて、ゲーム自体を改善していこうという姿勢も見られる。

ゲーム自体もシンプルかつ奥が深いを地で行くようなルールで、TCGに触ったことのない初心者から経験者まで楽しめるように作られている。単価も安く手が付けやすいため、デジモンに詳しくなくてももう少し早く始めておけばよかった、というのが現在の感想だ。各地方で緊急事態宣言が解除され、交流会や大会も開かれだしてコミュニティも徐々に盛り上がりだしている。もしデジカに興味があるなら原作を知らなくてもデッキを手に取って、そういう場所に向かってみるのもいいかもしれない。

はじめまして

はじめまして。

「もぶなおと」と申します。

 

ゲーム、アニメが好きな20代男性です。

ゲームを遊んだり、アニメを見て感じたことをTwitterなどに垂れ流すだけでは少々もったいないと思い、きちんと言語化できる場を設けたいということでブログを開設しました。

 

主な記事としてはクリアしたゲームを紹介するものあったり

アニメやゲームに触れる中で感じるものがあればそれを記事にしたいと思います。


つらつらと一人語りをする場にはなると思いますが、読んでいただけると幸いでございます。よろしくお願いします。